1957年に英国で創業されたパタックスは、世界で認められるブランドへと成長を遂げました。現在、パタックスのクッキングソース、カレーペースト、チャツネ、ピクルス、そしてパパダムは、イギリス、欧州、日本、オーストラリア、ニュージーランド、米国、さらにはカナダなど、世界46か国以上で提供されています。インド料理にまつわる知識や情熱をお客様と分かち合いたい――それがパタックスの願いです。
イギリスでおなじみのパタックス・フーズは、簡単に調理ができる、風味豊かな数々の本格インド料理製品を生み出し、瞬く間に世界中で認められるところとなりました。人気のクッキングソース、カレーペースト、チャツネ、ピクルス、そしてパパダムがあれば、調理は完了です。世界中のグルメな方々に、ご家庭で本格インド料理をお楽しみいただけます。
パタックスはL.G.パタック氏により1957年に創業されました。東アフリカ出身の彼は、わずか5ポンドの所持金を手にイングランドへ渡りました。当時は働き口が乏しく、パタックと彼の妻は自分たちがよく知っていることを仕事にしようと決めました。それが伝統的なインド料理を作ることだったのです。一号店をオープンさせる資金が貯まるまで、二人は作りたてのサモサを自宅で販売しました。そしてまもなく、ピクルスやチャツネなど、手に入りにくいインドからの輸入食品の販売へと事業を拡大させました。
L.G.パタックの息子であるキリット・パタックが事業に加わったのは、1970年のことでした。それ以来、キリットは事業発展に向けて陣頭指揮を執り、パタックスを世界有数のインド料理ブランドへと導きました。品質の高い本格的なインド料理を製造し、世界中に提供する――そう考えたキリットがインド料理市場に見出した可能性や心に描いたビジョンはぴたりと的中したのです。キリットの妻であるミーナ・パタックは、パタックブランドを支える重要な担い手であり、販売される商品は、全て彼女が認めたものです。香辛料はレシピごとに独自にブレンドされ、これらは企業秘密として厳重に守られています。
現在、パタックスには世界中に700名を超える従業員がいます。
1956 | L.G. パタックが家族と共にケニアからイギリスに移住 |
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1958 | イギリス、ドラモンド通りに一号店をオープンし、インドの食材や特産物の販売を開始 |
1962 | パタック(Pathak)から「h」の文字を取り除き、ブランド名「パタックス(Patak’s)」が誕生 |
1970 | L.Gの息子、キリットが事業運営に参加 |
1976 | キリットがミーナと結婚、ミーナが事業に参加 |
1978 | 6名の従業員とともに英国北西部のマンチェスター州に製造場所を移転 |
1984 | イギリスで本格的に食品販売を開始 |
2000 | イギリス、ランカシャイヤー県リー市に工場を開設 |
2005 | リー市に本社を移転 |