Wine From Organic Paradise 自然溢れるバレンシアのブドウ畑 |
マルケス・デ・チベは、スペイン・バレンシア地方の名門ワイナリーが造るワイン。 バレンシア市街から約80km離れた土地で、有機農法を用いて栽培されるブドウを使用して造られています。 自社畑一帯は、その豊かな自然溢れる環境から「オーガニックパラダイス」の異名を持つ、伝統的な産地です。 ブドウ栽培に適した気候、土壌で、標高800mの高台に広がる畑は、紀元前ローマ時代からワイン造りを行ってきたという長い歴史を誇る地域にあります。 イベリア半島およびフランス地域で最古のワイン造りの村の存在が確認されたという記録も残っていると伝えれています。 |
Organic is Life マルケス・デ・チベの哲学 |
1. 健全なブドウは、恵まれた自然環境によって育まれる 2. ごまかしのない「その土地の味」、テロワールを表現するワイン造り 3. 環境に配慮しながら、病害虫からブドウを守る |
自然に富んだ広大な自社畑一帯は、マイクロクライメット=微小気候が存在し、土壌、清涼な水源に恵まれており、伝統と革新を織り交ぜながら、健康的で質の高いブドウを生み出しています。
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Harvest Report 2020 マルケス・デ・チベ ハーベストレポート2020 |
2019年に技術責任者就任した、ホセ・イダルゴによる2020 年収穫状況についての報告です。
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収穫の現状について シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、モスカテルと、マカベオの一部の収穫が終わった時点では、 非常に良い仕上がりと言えます。アロマは完璧な様相、適正なアルコールを保ち、ブドウは健全な状態です。
収穫量について 2020ビンテージの収穫が1/3が終わった段階で、約3500kgほどの収穫量となりました。この後も 収穫は続きますが、最適な熟成を迎えるのを待っているところです。
クオリティについて 巣晴らしいのひとことです。適度な糖度、調和のとれた酸、非常に健康的なブドウに育っています。 素晴らしいブドウが素晴らしいワインを造ります。
品種について どの品種もそれぞれの特徴があるので、どれが一番というようなことはないですが、 シャルドネとソーヴィニヨンブランなど白品種が個人的には好みの味に仕上がっています。
品質維持について 「決して後退することはない」と私たちは常に言い続けてきました。 たとえ何年も助走の状態が続いたとしても、日々改善の道を進んでいます。今年も例外ではありません。
収穫時期について 技術的には、4種類のブドウを同時期に収穫することも可能です。1日の収穫量としては500,000kgのキャパシティも備えています。それでも、各区画で最適な時期に収穫が行われるよう努めています。仕事上のプロセスというより、そこにはブドウに対する強い思いが込められていると言えます。それが結果としてワインに表れています。
コロナ禍の収穫について 全ての人にとって困難な状況ですが、コロナ問題が発生した当初より、マスク使用、ソーシャルディスタンス、検温、手洗い、シフト勤務での運営を徹底してきました。特にシフト管理については、万が一に備え余裕のある設定をしていました。結果、収穫を前倒しで終えることができそうです。
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